基礎代謝量を上げるには、血流を良くすることが大事です。
血流が悪いと、排せつ物や老廃物の排出が滞り、細胞まで栄養や酸素をきちんと届けることができなくなります。その結果、代謝機能も下がってしまいます。

血液が体中をめぐるようになると、体温も上がり、自然と基礎代謝も増えていきます。血液循環を良くするには、運動や体を冷やさないことが大事ですが、食べ物も重要です。ここでは、血行の良くなる食べ物・血液をドロドロにする食べ物を紹介します。
icon-bell-o 血行が良くなる食べ物
根菜類は冷え症を改善して、血流を良くする食べ物です。冬に旬になる食べ物をイメージしてください。
根菜類のたくさん入った煮物やスープなどを毎日食べると、血行がとても良くなります。
血液をサラサラにする成分が入っている食べ物です。大量に食べるのではなく、適度に食べるようにしましょう。
発酵したお茶(紅茶、プーアール茶、ウーロン茶、ほうじ茶など)は、体を温める力が大きい飲み物です。
血液をドロドロにしてしまう食べ物
冷たい飲み物ばかり飲んでいると、胃腸の機能が低下するため、血行が悪くなる原因となります。特に夏場の冷たい物のガブ飲み、アイスは注意!
不飽和脂肪酸の一種であるリノール酸をたくさん摂ると、血液中の中性脂肪やコレステロールが多くなり、血液がドロドロになります。揚げ物、スナック菓子、加工油脂などの取り過ぎは控えましょう。
血液中に入った糖分が、エネルギーに変わらなかった場合は、中性脂肪に変わります。その結果、血液がドロドロになってしまいます。甘いお菓子や清涼飲料水の飲み過ぎは注意しましょう。
お酒を毎日飲んでいる方は、常に体が脱水状態となり、血液の水分が減り、ドロドロになってしまいます。
休肝日を作るようにしましょう。
血行を良くする食べ物を気にすると、基礎代謝がアップするだけでなく、むくみも取れて、お腹もスッキリしますよ。ぜひ毎日の生活で意識してみてください。